五月画廊について


五月画廊ではモノ作りの観点・主観より「あんな時=インナーチャイルド」「そんな時=自己啓発」と考えています。「あんな時」というのは過去の自分。モノ作りなど製作をするときにどうしても無意識に過去の自分と対面せざるを得ません。過去の自分を受容し、感じたことを受け止めて解き放つ。モノ作りには常にそのような行為が必要とされます。すなわち、モノ作りは過去の自分と対面し肯定し解き放つというスペシャルな癒しであるということです。「そんな時」というのは未来(もしくは未知)の自分。さらに出来上がったモノを誰かに見てもらったり、発表する行為であらためて自分の生み出したモノの全体像や客観性を確認できます。これはスキルアップや人間としての成長などと表現されるのかも知れません。「あんな時」で感じていた感覚とはまた違った現在の客観性を確認できる行為につながると思っています。モノ作りを発表するという行為は、本当の自分と出会い、これからの自分にも出会える可能性があるのかも知れません。「あんな時」「そんな時」の融合だと思います。ワクワク、ドキドキ感です。


五月画廊